先日、沖縄で開かれた日本行政学会へ行ってきました。
学会は、最新の研究動向に触れ、全国の「同志」との情報・意見交換も出来る貴重な機会です。そしてまた開催地の歴史や文化や風土に触れることも重要な学びであり、楽しみのひとつなのです。今回もまちを歩き(走り?←レンタカーで)、ご当地の食べ物(お酒も少々?)を味わってきました。
かつてない観光ブームに沸く沖縄。一方、基地をめぐる問題では、国と県の間で緊迫した状況が続いています。学会前日、私たちは辺野古を訪れることにしました。辻々に立つ「
その晩は、沖縄に赴任中の旧友や、ベテランの沖縄県庁マンの方も交えての食事会でした。旧友が案内してくれたのは石垣島出身の方が経営するお店。気の好い兄ちゃんふう(失礼!)のご主人は、時間が来るとやおら
そんなライブの後、県庁マンが
翌日の学会では沖縄独立論も飛び出しました。空き缶で三線を、空き瓶で琉球硝子をつくり、どんなときにも唄や踊りを愛してきた沖縄の光と影。その全容を掴もうとすることは、闇の中で象を撫でるようなものかもしれません。それでもせめて知る努力は怠るまいと自戒しつつ、帰途についたのでした。