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松山大学大学院法学研究科開設にあたって(設置認可申請中)

~新しい時代を創る法律学に関する高度職業専門人の育成に向けて~

松山大学法学部長 倉澤 生雄

 令和2(2020)年4月に松山大学大学院法学研究科の開設を目指し、松山大学法学部は大学院法学研究科の基礎となる学部として、一丸となり準備を進めているところです。現在、文部科学省による設置認可手続きのさなかではありますが、皆様に一言ご挨拶を申し上げる次第です。
 地域社会の皆様方に支えられる中で、昨年、法学部は開設30周年という節目を迎えることができました。この間、本学部は地域社会に向けて、有為な人材を輩出し続けてきたと自負しているところですが、さらに一段階、新たなステージに歩みを進めようと考え大学院法学研究科の開設を構想して参りました。
 本研究科は、校訓「三実」という教育理念のもと、アカデミックな研究者の視点を備えた高度な法的専門能力を主体的に活用できる人材を育成しようと考えております。愛媛という地域社会の中でも、日常生活の中で法律を用いて紛争解決を行う場面、法律を用いて新たな仕組みを創造していく場面というものは着実に増えてきています。同時に、世の中の変遷が非常に早いため、これまで通用していたルールを用いるだけでは、適切に対処できない事態に直面することも見込まれます。本研究科は、このような時代の中で法律を駆使しながら事態を主体的に打開できる者を育成したいと考えております。そのために、本研究科のカリキュラムは、法律実務の能力を磨くことだけでなく、現在という時代を相対化する学問的な視点も身に着けることを目指して、教育職員を揃えるとともに講義科目を配置する予定です。
 地域の大学として、本研究科は愛媛で暮らしている皆様を積極的に迎え入れていきたいと考えております。法化社会での活躍をめざす熱い思いまたは高い志をもっている皆様、私たちとともに学ぶなかで、これからの社会に必要とされる能力を身につけてほしいと考えております。本研究科の開設を迎えるにあたり、この愛媛の地で、新しい時代を創る担い手を輩出するため、教育職員一同、鋭意努力していく所存です。

※HP掲載内容は設置計画予定であるため、内容を変更する場合がございます。ご了承ください。