「有師寮」の寮名に込められた加藤彰廉校長の思い ~論語縦横談(2)~

松山大学法学部教授 銭 偉栄(せん よしはる)  松山大学7号館の西側に隣接する建物の中に有師寮(男子寮)が入っています。現在の建物は1975(昭和50)年にできたものですが,有師寮という名称は90年以上の歴史を誇ってい […]

スポーツと「あがり」

松山大学法学部講師 吉川直輝  部活やサークル、クラブチームなどでスポーツ活動を行なっている皆さんの中にも、試合などのプレッシャーがかかる重要な場面で、本来の実力を発揮することができなくて悩んでいる方は多いのではないでし […]

JR特急料金の払い戻し

松山大学法学部教授 渡辺幹典  私は、仕事や私用で、よくJRを利用します。これまで四国内外で、いろいろなJRの列車に乗車しましたが、その中でも私が一番多く利用しているのは、予讃線の特急「しおかぜ」です。鉄道には乗車券を買 […]

法学と法と裁判所

松山大学法学部教授 明照博章  現在、日本初の女性弁護士(の一人)である「三淵嘉子(みぶち・よしこ)」氏をモデルとした「虎に翼」が放映されています(2024年4月1日から放映)。 主人公は、「法学」を学び、「法とは何か」 […]

体感治安 その2

松山大学法学部准教授 松田龍彦  治安の良し悪し、数字と体感にずれがある。では、治安が悪くなったと、「感じる」のはどんな時でしょうか。いろいろ考え方はあるものの、犯罪に接する機会が増えたとき、という答えは、まあ的外れでは […]

「知らしむべからず」再考 ~論語縦横談(1)~

松山大学法学部教授 銭 偉栄(せん よしはる)  最近身のまわりで起きたさまざまな出来事が,ふと「民はこれに由(よ)らしむべし,これを知らしむべからず」という孔子の言葉を思い出させてくれました。  政府は2005年,行政 […]

私の就職騒動記

松山大学法学部教授 村田毅之  大学を卒業して大学院に進学するまでの1980(昭和55)年4月から2年間は、公務員でした。川崎市役所と東京都の試験に合格し、東京都の職員(小学校事務)になりましたが、その際、ドラマチックな […]

(身近な)トイレ問題と法

松山大学法学部准教授 山川秀道  今日、トイレの利用にも多様化が求められています。最近の裁判でも、生物学的には男性であっても自分の認識する性別は女性であるという方に男性トイレの利用を求めてよいのかが問題となりました(最高 […]

一筋縄ではいかない「平等」という概念

松山大学法学部教授 井上一洋  本年度4月より松山大学に着任しました。松山大学に着任するまでは、宮崎県の大学で憲法を教えていました。私は大分県出身ですが、学校の同級生に愛媛県の出身者がいたり、テレビのアンテナを少々伸ばせ […]

体感治安

松山大学法学部准教授 松田龍彦  「治安が悪い」という表現はたまに耳にします。「近頃は」と頭につけて述べられることもあるでしょうか。では、皆さんの感じる治安の良し悪しの基準とは、何でしょう? 景気の拡大・後退は関係なさそ […]

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