パラリーガルという仕事

松山大学法学部教授 村田毅之  最近、ゼミの2年生からパラリーガルに関する質問がありました。パラリーガル(paralegal)とは、「弁護士の監督の下で法律業務を遂行する者」を意味し、資格を有しないが弁護士に準じた仕事に […]

体感治安 その3

松山大学法学部准教授 松田龍彦  体感治安の話の続きです。  「何か状況が悪くなった」「良くなった」と感じるときは、どんな時でしょう。・身の回りの物を無くした/見つけた。・身の回りで何か揉め事が起こった/解決した。・直接 […]

卒業式の日と春分の日

松山大学法学部教授 王 原生  卒業式の日の翌日は国民の祝日「春分の日」。大学のキャンパスは、前日の賑やかさから一転し静けさに包まれていた。少し寂しさを感じていたとき、研究室のドアをノックする音が響いた。警察官になったゼ […]

アメリカの大学入学者選抜を通じて「平等」を考える

松山大学法学部教授 井上一洋  「アファーマティヴ・アクション」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは日本においては、「積極的差別是正措置」とも訳されます。このアファーマティヴ・アクションは、アメリカでかつて差別 […]

中世ヨーロッパの写本と絵画

松山大学法学部准教授 伊藤亮平 皆さんは、ファンタジー作品は好きですか?これらの作品は、中世を舞台にしていることが多いですよね。中世の生活を知るためには、当時の建物や文献、絵を調べる必要がありますが、今回は絵に注目してみ […]

韓国憲法から学んだこと ―「伝統」と「人権」の関係―

松山大学法学部准教授 牧野力也  前の記事で「私が韓国憲法を研究する理由」について書いたので、今回は私が韓国憲法を研究する中で学んだことを一つ紹介しようと思います。  まず前提として、学問上で日本国憲法と他国の憲法を比較 […]

法と自然が織りなすドラマを「日本最古の湖」から読み解く!

松山大学法学部教授 槻木 玲美  皆さん、日本最古の温泉と言われる道後温泉の100倍以上の歴史を有する「日本最古の湖」をご存知でしょうか?「日本最古の湖」は、実は近畿地方1450万の人々、愛媛県総人口の10倍以上もの人達 […]

『劇場版忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』と私

松山大学法学部教授 古屋壮一  先日、家族とともに上記映画を映画館で鑑賞した。笑いあり涙ありの感動的な映画であり、大変満足して映画館を出た。  乱太郎、きり丸、しんべヱや兵太夫たちは、「忍術学園」の1年は組にて、「手裏剣 […]

「受験シーズン」

松山大学法学部教授 高嶋めぐみ  大手受験予備校「ニチガク」を運営する日本学力振興会が一月十日に東京地裁に自己破産申請をした。受験直前のこの事態に受験生には衝撃であろうと推察する。  受験戦争で有名な国といえば中華人民共 […]

視野を広げて考える―空家の話 その2―

松山大学法学部教授 倉澤生雄  2024年4月に総務省は、日本の住宅数及び空家数に関する最新の結果を公表した。これによると住宅総数は6,502万戸、空家総数は900万戸であった。賃貸・売却用の空家及び別荘などの二次的な住 […]

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