記
主 催 : 松山大学法学部
日 時 : 6月21日(金) 18時~19時30分
場 所 : 松山大学 カルフール・ホール
対 象 : 学生及び教職員・一般市民(入場無料)
講 師 : 遠藤 乾氏(北海道大学大学院法学研究科教授)
演 題 : 「ユーロ危機後のEU――『統合の終焉』を巡って」
講演概要:
1999年の共通通貨ユーロの導入により、ヨーロッパ統合の気運は高まったが、2005年のフランス、オランダによる欧州憲法条約の批准拒否や2009年末以降のユーロ危機を経た現在、ヨーロッパ統合の行方は混沌としている。確かに「連邦国家」を目指す「統合」の物語は終わりを告げているが、他方、国際レベルにおいても、地域レベルにおいても、もはやEU抜きの統治は考えられなくなっている。我々は「ポスト統合」を生きるヨーロッパをどのように捉えたらよいのだろうか。日本を代表する国際政治学者の1人である遠藤乾先生をお迎えし、混迷の度を深める世界政治を見通すための糧を得たい。
コーディネーター : 遠藤泰弘法学部教授
【お問い合わせ先】
松山大学教務課法学部担当まで 電話:089-926-7137(直通)
※駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用下さい。
以上