松山大学法学部学術交流

日   時 : 2019年6月4日(火)

 6月4日、学術交流協定校である台湾・玄奘大学の江玉女先生と学生たちが来校された。
 午前中は、意見交換を中心とする授業(刑法概説:担当・明照博章)にご参加戴いた。冒頭、松山大学の学生は、中国語で自己紹介をし、玄奘大学の学生は、日本語で自己紹介を行った後、授業に入った。今回は、「誤想防衛・誤想過剰防衛」に関する事例を前提として、質疑応答を行うことになっていた。玄奘大学の学生に議論を理解してもらうため、江先生と同行されていた中央大学客員研究員の余振華先生(博士(法学)明治大学)に通訳をお願いし、議論を深めた。同じ事例であっても、犯罪の成否に関する感覚が異なる点が明瞭となった。松山大学の学生からは、「日頃生活している人間関係では意見を聞くことができない結論が提出されたため、大変刺激的であった」という意見があった。

 午後は、講義形式の授業(刑事訴訟法Ⅰ:担当・松田龍彦)にご参加戴いた。今回は「捜索・押収、検証、鑑定」をテーマとして講義が行われたが、授業に先立って、松田先生を交えて昼食をとり、その際に余先生及び江先生と、午後の授業の概要・要点について意見交換がなされた。授業では、過日起こった連続殺傷事件の話題も交え、捜査機関が許される行動と犯罪の摘発、抑止について説明がなされた。両先生を含め参観者計7名は教卓から見て左前面に陣取り、熱心に傾聴していただいたが、周囲に溶け込み、不思議なほど違和感のない光景であった。