こころと法

 世間では一般に、法は厳格な存在であり、法的論理は不変であり、法的結論は融通が利かない、という硬いイメージがある。しかし、法は人のこころ(心理・感情)により左右される一面もある。なぜなら、人にはこころがあるからだ。法を作 […]

会社法の条文

 2005(平成17)年7月26日、それまで商法典の第2編に置かれていた会社法が分離されて単独の会社法典となった。旧商法典の条文は第1条から第851条まであり、そのうち第2編(会社法)は第52条から第500条で、全体の過 […]

法科大学院に進学する道

 今年は、私の指導するゼミから2名の法科大学院進学者が出たので、ここで法科大学院の話をさせて戴きたいと思います。  このページをご覧になっている高校生の皆さんは、どんな職業を目指して法学部に興味をお持ちでしょうか? 公務 […]

歴史の研究に必要なものとは

 私は法学部で政治外交史Iという科目を担当しています。具体的には「日本近現代史」なのですが、そう聞くと皆さんは「あぁ、暗記科目かぁ」と思われるかもしれません。たしかに中学や高校で、地歴と公民は「暗記科目」と呼ばれています […]

読もうよ!文学

 わたしは19世紀以降の英文学を専門に研究しています。特にジェイン・オースティン、ブロンテ姉妹、ジョージ・オーウェル、マーガレット・ドラブル、カズオ・イシグロといった作家に関心を持っています。このような専門性を生かし、松 […]

円滑な社会生活を送るには?

一 円滑な社会生活を送るには?  円滑な社会生活を送る上で必要となる「常識的な知識」というものがあります。「暗黙のルール」(「暗黙の了解」といってもよいのですが、これ)は、明文化されておりません。しかし、みんなが知ってい […]

第8回 松山大学・愛媛大学・広島大学刑事法研究会が開催

 毎年、広島大学、愛媛大学および松山大学の刑事系ゼミでは、広島大学または松山大学を会場校として日頃行っている研究についての報告会を実施しているが、本年度は、松山大学を会場校として開催した。参加者は、3大学合計で70名を超 […]

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