悪法もまた法なり:奈良のシカの保護をめぐって

松山大学法学部教授 銭 偉栄(セン ヨシハル)  奈良の名物といえば、「大仏」と「鹿」が挙げられます。  最近、ある女性政治家が演説で「奈良のシカを足で蹴り上げるとんでもない外国人観光客がいる」と発言したことがきっかけで […]

法学部学術研究会・講演会のご案内

 松山大学法学部では地域に教養の場を提供するため、不定期に法学部学術研究会・講演会を実施しています。今回はカール・シュミットの遺稿管理人でもあるゲッティンゲン大学のフロリアン・マイネル教授を講師にお招きします。  研究会 […]

きみならどう説明する?

松山大学法学部准教授 山川秀道  「きみは『右』を説明しろと言われたら、どう(説明)する?」《(説明)は山川が挿入。》   この問いかけは、国語辞書の編集に携わる人々の物語を描いた『舟を編む』(三浦しをん著、光文社)とい […]

法を執行する者はその法を知れ

松山大学法学部教授 銭 偉栄(セン ヨシハル)  2026年4月から、自転車の交通違反に対して反則金の納付を求めることができる交通反則切符(青切符)制度が導入される予定であることは、周知のとおりです。走行中にスマートフォ […]

法学部学術講演会のご案内

 松山大学法学部では、日頃接することができない講師をお招きし、「法学部学術講演会」を実施しています。  今回の講師、中央大学法学部・大学院法学研究科教授・只木 誠 先生(現在、中央大学大学院法学研究科委員長)は、所属学会 […]

刑事立法について

松山大学法学部教授 明照博章 はじめに  近時、性犯罪に関する刑法改正や特別刑法の制定がなされています。2023(令和5)年にも、大掛かりな性犯罪関連立法があり、刑法改正と特別刑法制定という対応がなされました。つまり「刑 […]

パラリーガルという仕事

松山大学法学部教授 村田毅之  最近、ゼミの2年生からパラリーガルに関する質問がありました。パラリーガル(paralegal)とは、「弁護士の監督の下で法律業務を遂行する者」を意味し、資格を有しないが弁護士に準じた仕事に […]

法学研究科 2026年度学生募集のお知らせ

松山大学法学研究科の2026年度入学試験の出願期間は下記の通りです。 第Ⅰ期 出願期間 2025年8月20日(水)~ 8月29日(金) 試験日  2025年9月10日(水) 第Ⅱ期 出願期間 2026年1月19日(月)~ […]

体感治安 その3

松山大学法学部准教授 松田龍彦  体感治安の話の続きです。  「何か状況が悪くなった」「良くなった」と感じるときは、どんな時でしょう。・身の回りの物を無くした/見つけた。・身の回りで何か揉め事が起こった/解決した。・直接 […]

卒業式の日と春分の日

松山大学法学部教授 王 原生  卒業式の日の翌日は国民の祝日「春分の日」。大学のキャンパスは、前日の賑やかさから一転し静けさに包まれていた。少し寂しさを感じていたとき、研究室のドアをノックする音が響いた。警察官になったゼ […]

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