選挙権の行使も大事だけどね・・・

松山大学法学部准教授 倉澤生雄

 18歳から選挙権の行使を可能にする公職選挙法改正案が、今、国会に提出されている。改正法が可決・成立すると、来年夏の参議院選挙から18歳以上の国民は投票できるようになるという。この記事を読んでいる高校生の中には、選挙権の […]

象を撫で続けるように―日本行政学会in沖縄

松山大学法学部准教授 甲斐朋香

 先日、沖縄で開かれた日本行政学会へ行ってきました。  学会は、最新の研究動向に触れ、全国の「同志」との情報・意見交換も出来る貴重な機会です。そしてまた開催地の歴史や文化や風土に触れることも重要な学びであり、楽しみのひと […]

こころと法

松山大学法学部教授 王 原生

 世間では一般に、法は厳格な存在であり、法的論理は不変であり、法的結論は融通が利かない、という硬いイメージがある。しかし、法は人のこころ(心理・感情)により左右される一面もある。なぜなら、人にはこころがあるからだ。法を作 […]

会社法の条文

松山大学法学部准教授 内海 淳一

 2005(平成17)年7月26日、それまで商法典の第2編に置かれていた会社法が分離されて単独の会社法典となった。旧商法典の条文は第1条から第851条まであり、そのうち第2編(会社法)は第52条から第500条で、全体の過 […]

法科大学院に進学する道

松山大学法学部准教授 今村 暢好

 今年は、私の指導するゼミから2名の法科大学院進学者が出たので、ここで法科大学院の話をさせて戴きたいと思います。  このページをご覧になっている高校生の皆さんは、どんな職業を目指して法学部に興味をお持ちでしょうか? 公務 […]

歴史の研究に必要なものとは

松山大学法学部准教授 伊藤 信哉

 私は法学部で政治外交史Iという科目を担当しています。具体的には「日本近現代史」なのですが、そう聞くと皆さんは「あぁ、暗記科目かぁ」と思われるかもしれません。たしかに中学や高校で、地歴と公民は「暗記科目」と呼ばれています […]

読もうよ!文学

松山大学法学部准教授 新井 英夫

 わたしは19世紀以降の英文学を専門に研究しています。特にジェイン・オースティン、ブロンテ姉妹、ジョージ・オーウェル、マーガレット・ドラブル、カズオ・イシグロといった作家に関心を持っています。このような専門性を生かし、松 […]

円滑な社会生活を送るには?

松山大学法学部長 明照 博章

一 円滑な社会生活を送るには?  円滑な社会生活を送る上で必要となる「常識的な知識」というものがあります。「暗黙のルール」(「暗黙の了解」といってもよいのですが、これ)は、明文化されておりません。しかし、みんなが知ってい […]

← 前のページ