法学部では、何をするのか?―「法学部で学ぶ」とは?
松山大学法学部教授 明照 博章 唐突ですが、「1+1=2/5+5=10」という式があります。 この等式は「正しい」と「感じる」ので、異論をはさむ人は殆どいません。そこで「正解には、それが提示されると、異論をはさむ人が […]
松山大学法学部教授 明照 博章 唐突ですが、「1+1=2/5+5=10」という式があります。 この等式は「正しい」と「感じる」ので、異論をはさむ人は殆どいません。そこで「正解には、それが提示されると、異論をはさむ人が […]
松山大学法学部教授 村田 毅之 青森の県立高校を卒業して、夜行の急行「十和田」に乗り実家から720kmほど移動して、東京の私立大学(政経学部経済学科)に入りました。高校時代は、2年生の終わりまで具体的に大学進学を考えて […]
松山大学准教授 山川 秀道
(今日は)「あなた方が法です。法律書でも、…大理石の胸像でも、法廷でもありません。それらは、我々の願いの象徴に過ぎません…願いというより祈りと言うべきかもしれません。正義を切に願う祈りです。 …もし、正義を信じたいと願う […]
高校までの学習内容と大学における学習内容 受講生は、両者の違いについて説明できるだろうか? まず、法学部では、高校までに使っていた言葉とは異なる用語を用いることが多い(専門用語)。そして、日常用語にある言葉であっても […]
社会を超えた普遍性はあるのだろうか? 社会の構成原理には、地域差があるため、「社会を超える普遍性」は「存在しない」ようにも思える。 一方で、社会は、自律的運動をしているようにみえる場面もある。その際、運動の背後には […]
松山大学法学部准教授 今村 暢好
法律などの条文の中には、特定の行動を禁止し、禁止内容に違反した場合に罰を科すことを定めた条文が沢山存在します。代表例は、殺人罪や窃盗罪などの刑法の条文です。(これに対して未成年者飲酒禁止法は、未成年者の飲酒を禁じていま […]
今年の夏も、学生有志と一緒に岩手に行ってきました。目的は一関市千厩町(せんまやちょう)奥玉地区(人口約2300人)にある「飛ケ森キャンプ場」で開催される「とびがもり水車音楽祭」への参加。昨年に引き続き、2度目の訪問です […]
松山大学法学部教授 遠藤 真治
お気に入りの理髪店が見つからず、家で適当に髪を切っていたが、最近ようやく落ち着ける店を見つけた。暑い季節を迎え久しぶりに散髪に出かけたが、機微を得た店主の対応もあって、その店の椅子は、今回も心地よい眠りに誘ってくれた。 […]
日本では、会計年度の決算日を毎年3月31日としている会社が一般的であることから、慣例的に6月に株主総会が開催されています。そして、この時期の株主総会開催日が同じ日となる、いわゆる総会集中日なるものが業界の暗黙のルールと […]
松山大学法学部講師 伊藤 亮平
これはとても不思議なことではあるが、今日でもしばしば起こることである。 殺人の血にまみれた者が死者のそばに寄ると、決まって、 死者の傷口から血が流れるのである。この場合もまったくそのとおりになり、 このことから人々は、 […]