アーカイブ

「髻を断つ」と「片鬢ぞり」~髪の毛と中世法~

 お気に入りの理髪店が見つからず、家で適当に髪を切っていたが、最近ようやく落ち着ける店を見つけた。暑い季節を迎え久しぶりに散髪に出かけたが、機微を得た店主の対応もあって、その店の椅子は、今回も心地よい眠りに誘ってくれた。 […]

今年の株主総会は・・・

 日本では、会計年度の決算日を毎年3月31日としている会社が一般的であることから、慣例的に6月に株主総会が開催されています。そして、この時期の株主総会開催日が同じ日となる、いわゆる総会集中日なるものが業界の暗黙のルールと […]

ドイツ中世文学と神明裁判

 これはとても不思議なことではあるが、今日でもしばしば起こることである。 殺人の血にまみれた者が死者のそばに寄ると、決まって、 死者の傷口から血が流れるのである。この場合もまったくそのとおりになり、 このことから人々は、 […]

あなたはわざとやりましたね(故意の認定)(下)

 繰り返しになるが、もう一度、事例を説明する。  Bは、①会社からの帰り道、自分のバックを奪われたこと、②その際、治療に3か月を要した怪我をしたこと(医師の診断書あり)について、警察署に被害届を出した。警察の捜査等によっ […]

ホームページの更新について

システムの不具合により、ホームページの更新が停止しております。 申し訳ございませんが復旧までお待ちください。 6月26日午後に復旧しました。更新を再開いたします。

あなたはわざとやりましたね(故意の認定)(上)

 犯罪が成立するためには、故意が必要になる(刑法38条1項本文:罪を犯す意思がない行為は、罰しない)。ある人Aが犯罪を行ったことについて、警察及び検察が捜査して、検察官が「Aはおそらく犯罪を行っているだろう」と判断した場 […]

アルバイト先の予備校がつぶれて賃金が支払われなかったときの話

 私は、青森の高校を卒業後、めでたく明治大学政経学部経済学科に入学し、前期試験が終わるまでは、真面目に勉強しました。夏休みにはお金を稼ごうと、学生課で紹介を受けた予備校のアルバイトをしました。仕事は、夏休みに、実家のある […]

過去/現在/未来

 現在の関係性(状況)は、歴史的に作られたものです。そして、必然的な感じもします。  一方で、「歴史に必然はない。必然性があるように『みえている』だけである」という主張があります。これには、説得力があり(個人的には)、こ […]

国際連合の役割

 高校生の皆様、世界史や政治・経済の授業で日本の国境の外の世界について学ぶ機会があるのではないでしょうか。なぜ私たちは自国のみならず自国の外にも目を向けなければならないのでしょうか。  「自国の外」というと「外国」を思い […]

民事判例事件現場めぐり② ~信玄公旗掛松事件~

 大正時代、鉄道の主役はまだ蒸気機関車だった。国家戦略上重要な役割を果たす蒸気機関車ではあったが、走りながら火の粉や煤煙をまき散らし、鉄道沿線の住民生活や自然環境への負担は大きい。「信玄公旗掛松事件」がそれを象徴する事例 […]

← 前のページ 次のページ →