学ぶことは、遊ぶこと・・・

松山大学法学部教授 内海 淳一  学生(大学院)時代、ある先輩から「学問は貴族の道楽」であったと言われた。確かに、歴史をみれば、生活に余裕のある人たちの知的好奇心から学問は発展してきたという側面がある。すなわち、「遊び」 […]

多数説×少数説

松山大学法学部准教授 今村 暢好  アンケート調査などが代表的な例ですが、ある事柄について人々の意見が一致せず、肯定派と否定派、積極派と消極派に意見が分かれたりすることがよくあります。その分かれた意見の中で、多くの割合を […]

神明裁判の結果をどう解釈するのか

松山大学法学部講師 伊藤亮平  中世ドイツで人気を博した作品に『トリスタンとイゾルデ』(1210年頃成立)があります。この作品のあらすじは次の通りです。イングランド王国コーンウォールの騎士トリスタンは、アイルランドの姫イ […]

「ポストマッパー」はじめました。

松山大学法学部准教授 伊藤 信哉  20年の春からきびしい行動制限が課せられ、観光旅行や友人との食事会など、おおくの娯しみが奪われる日々がはじまりました。それまで、年10回は国外に飛んでいたわたくしも、マスクをして自宅の […]

負け確定の訴えを起こすなんて? -- ゼミでの学び

松山大学法学部准教授 石橋 英典  みなさんは次の事件をどのように考えるでしょうか。やや難しい事件かもしれません。  Aは自転車事故によって骨折してしまい、治療費などを請求するため、Bに対し損害賠償請求の訴えを提起しまし […]

やりたいことが見つからない?

松山大学法学部講師 安藤 津  高校生の時に、「やりたいことはこれだ!!」と自信を持って、自分の進路がはっきり見えている人、見えていた人って、どれくらいいるのでしょうね?逆に、高校生の時までに、「何かをやってみたい」と一 […]

私と「韓国」の出会い

松山大学法学部准教授 牧野力也  「人生のターニングポイント」というと、皆さんはどんなイメージをもっていますか?「ビビッときた」り(古い!)、悩みに悩み抜いてからの決断だったりするでしょうか?もちろん、人生にはきっとそん […]

「息子のために“いざ鎌倉”へ」 ~阿仏あぶつの訴訟と鎌倉幕府~

松山大学法学部教授 遠藤 真治  今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、舞台が鎌倉時代とあって、中世絵巻に関心を持つ者として興味深く拝見している。やや唐突なフィクション(上総氏を首領とする御家人の謀叛計画など)を、見る人 […]

専門分野について(スポーツ科学研究)

松山大学法学部法学科 講師 吉川直輝  2022年4月より法学部法学科の所属となりました。全学共通科目の健康文化科目(身体運動科学、ラケットスポーツ、ボールゲームスポーツ等)を担当します。博士(スポーツ科学)の学位を取得 […]

鯉幟こいのぼりが火を運ぶ!?」

松山大学法学部教授 高嶋 めぐみ  消防庁の資料によると、出火件数がもっとも多いのは3月。火災が多いイメージのある冬に次いで、4月、5月も発生しやすい季節だという。時代劇で有名な火付ひつけ盗賊とうぞく改方あらためかたにし […]

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